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         「部落問題研究」No.221 特別号 <2017.5>
        定価(本体2,083円+税)
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▼===第54回部落問題研究者全国集会報告

▼全体会 <シンポジウム 部落問題解決過程の到達点と課題>
 ○部落問題解決過程の到達点と課題 基調報告
      ―『部落問題解決過程の研究』全五巻をめぐって―・・・梅本 哲世
 ○部落問題解決過程の到達点と課題 教育研究の立場から
      ―「生活と教育の結合原則」に着目して―・・・・・・・森田 満夫
 ○部落問題解決過程の到達点と課題 現状・行政研究の立場から・・奥山 峰夫

▼歴史Ⅰ分科会
 <テーマ 「行き倒れ」・貧困とその救済に関する国際比較研究>
  ○近世大野藩における貧困と救済・・・・・・・・・・・マーレン・エーラス
  ○植民地朝鮮における「行旅病死人」、その状況と対応行政・・・金津日出美
  ○近代イギリスにおける救貧法制と「行き倒れ」の取扱い・・・・小室 輝久
  ○討議・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・三田 智子
                                北泊謙太郎

▼現状分析・理論分科会
 <テーマ 部落問題研究所所蔵資料と今日の人権問題>
  ○居住の保障を考える
    ―長期入院精神障害者の地域移行をめぐって―・・・・・・・松本 聡子
  ○「部落名簿」問題を考える
    ―「部落地名総監」から「復刻・全国部落名簿」まで―・・・奥山 峰夫
  ○部落解放運動と三木一平
    ―戦後初期の運動に関わる三木資料の検討を中心に―・・・・石倉 康次
  ○討議・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・石倉 康次

▼教育分科会
 <テーマ 十八歳選挙権と政治教育・政治活動>
  ○十八歳選挙、高校生の政治的リテラシーと
    政治教育(主権者を育む教育)の方向性・・・・・・・・・・杉浦 真理
  ○高校生の政治活動の意義と課題
     ―部落研・平和ゼミ活動にふれて―・・・・・・・・・・・澤野 重男
  ○討議・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・梅田  修

▼思想・文化分科会
 <テーマ 『破戒』発表一一〇年記念 文芸分野の果たした解決過程>
  ○明治以降の部落問題文芸を概観する・・・・・・・・・・・・・秦  重雄
  ○『破戒』の今までとこれから
     ―自費出版一一〇周年に寄せて―・・・・・・・・・・・・川端 俊英
  ○討議・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小原  亨

▼本集会の経過―編集後記にかえて―