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人はみな 人と接して 人となる
1958年、私は滋賀県立愛知高校で教職に就いた。顧問となったクラブ・学芸班がその年、部落問題を研究テーマにしていた。そのことがきっかけで、教師生活の大半を同和教育と部落問題に関わって過ごすことになった。今回、『人権と部落問題』誌に15回にわたって連載の機会を与えていただいたことをきっかけに、これまでに綴ったものを含めて一冊の著書にまとめることにした。
第一部 ひとはみな 人と接して 人となる
-同和教育と部落問題へのとりくみ-
第二部 Ⅰ 生い立ちの記
Ⅱ 憲法、47教育基本法に導かれて
-同和教育以外の実践をふり返る-
第三部 もう黙ってはおられない-折々の雑考を編む-
(1)象徴天皇制と「令和」への代替わり
(2)安倍政権の「国政私物化」、ここに極まる-「桜を見る会」の問題点を暴く-
(3)コロナウィルス問題の社会的背景を考える。
(4)「憲法15条根拠」は許せない-日本学術会議会員の任命拒否問題にかかわって-
(5)「安倍教育改革」の大失敗-「教員免許更新制」、やっと廃止に-
(6)「デジタル化」で、日本の学校はどうなる?こんなに問題、「GIGAスクール構想」-
(7)芭蕉はなぜ義仲寺に葬られたのか-芭蕉と近江のかかわりについて考える-
(8)安倍元首相の「国葬」は明白に憲法違反
(9)「統一教会」の正体を暴く
(10)今こそ、コスタリカに学ぼう
(11)登校拒否-なぜ増える?どう対処する
(12)今回の措置で「徴用工問題」は根本的に解決するか
(13)何としても食い止めよう!敵基地攻撃能力保有と大軍拡
山田 稔 著
A5判 332頁 1,650円(税込み)+送料(1冊ならレターパックライト430円)