2017年10月28~29日
会場 同志社女子大学

全体会
日本社会の民主的発展と部落問題研究
    ― 『成果と方法の継承・発展をめざして ―

報告 猪飼孝明(大阪大学名誉教授 ): 近代日本の社会問題の歴史研究
―部落問題、ハンセン病問題
報告 森田満夫(立教大学): 教育研究の立場から 
報告 石倉康二(立命館大学): 社会調査から見た部落問題の解決過程

歴史1分科会(テーマ・近世巨大都市と身分的終焉)

杉森哲也(放送大学): 近世京都・妙法院領の新地開発とその地域構造 
吉元加奈美(大阪市立大学都市研究プラザ): 近世大阪における堀江新地の社会構造分析 
小室輝久(明治大学): 近代イングランドにおける救貧法制と「行き倒れ」の取り扱い 

歴史2分科会(テーマ・近現代の日本における東北の歴史的位置)

竹永三男(部落問題研究所): 地方長官会議と東北六県
川西英通(広島大学): 東北史から全体史へ
―格差の歴史、序列の歴史、差別の歴史― 

現状分析・理論分科会(テーマ・部落問題・人権問題をめぐる諸論点)

荻原園子(龍谷大学大学院博士後期課程): 生江孝之と部落問題
朴 仁淑(立命館大学非常勤講師): 戦後韓国における高齢者の貧困と対策
奥山峰夫(部落問題研究所): 「結婚差別」をめぐる議論を考える

教育分科会(テーマ・道徳の特別教科化と道徳教育)

平井美津子(子どもと教科書大阪ネット21): 教育勅語と道徳教育
倉本頼一(立命館大学非常勤講師): 道徳の特別教科化と道徳教育教科書

思想・文化分科会(テーマ・解決過程の中で作品を読み解く)

秦  重雄(大阪府立桜塚高校): 上原善弘の『路地』の迷路
成澤榮壽(部落問題研究所): ラフカディオ・ハーンの作品に見る部落問題

特設分科会 人権と部落問題を語る会

報告書 紀要『部落問題研究』第225輯]