第56回研究者集会(2018年度)
2018年10月27~28日
会場同志社女子大学
全体会
第1部部落問題研究所七十年の歩み
東上髙志(部落問題研究所顧問)
成澤榮壽(部落問題研究所理事長)
第2部 地域における民主主義の成長と部落問題の解決過程
報告
竹末 勤(奈良県近代史研究会)
地域における民主主義共同の発展と部落問題の解決
―九七〇年代~八〇年代の奈良県を事例に―
コメント
梅本 哲世(桃山学院大学)
岡田 雅一(奈良県戦後史研究会)
報告梅田 修(部落問題研究所):住民の自立と地域の教育力
―和歌山県の同和地区に即して―
歴史Ⅰ分科会〈テーマ 身分社会研究の新地平―成果と方法〉
[午前]明治初期東京における家畜伝染病と斃獣処理
ジョン・ポーター(東京外国語大学)
[午後]書評:三田智子『近世身分社会の村落構造
―泉州南王子村を中心に―』を読む
コメント
牧原成征(東京大学):十七世紀研究・地域史の立場から
町田哲(鳴門教育大学):隣接する地域史の立場から
マーレン・エーラス(ノースカロライナ大学シャーロット校): 身分社会論の立場から、英語圏の研究をふまえて
リプライ
三田智子(就実大学)
歴史2分科会(テーマ・ 戦後日本の地域における「デモクラシー」)
高田雅士(一橋大学大学院博士後期課程):
一九五〇年代前半の地域社会における「デモクラシー」
―東京都北多摩郡国立町の運動から―
中村元(新潟大学):
占領期大都市近郊都市における「デモクラシー」と地域
―東京都八王子市を事例に―
現状分析・理論分科会(テーマ・ 地域における人権課題と部落問題)
荻原園子(龍谷大学大学院博士後期課程):生江孝之と部落問題・再論
矢頭正明(茨木高齢者の会:高齢者の人権を守る活動の経験と教訓
鈴木元(京都高齢者大学校):京都高齢者大学校の取組みと課題
教育分科会(テーマ・道徳の特別教科化と人権教育)
得丸浩一(京都市教職員組合):道徳教育の現場で何が起こっているか 森田満夫(立教大学):道徳教育と人権としての教育
思想・文化分科会(テーマ・「路地」の生みの親・中上健次の「部落観」を問う)
秦重雄(大阪府立桜塚高校):「路地」の生みの親・中上健次の「部落観」を問う
報告書紀要『部落問題研究』第229輯]