研究者紹介
石倉 康次(いしくら やすじ)(現状分析・理論研究会)
所属等
総合社会福祉研究所理事長/部落問題研究所理事
研究テーマ
①社会福祉労働と社会福祉経営に関する総合的研究
②部落問題解決過程の社会学的研究
主要研究業績
①著書(単著)『まなざしとしての社会福祉』北大路書房、2021年
②著書(共著)『ここまできた部落問題の解決「部落差別解消推進法」は何が問題か』部落問題研究所、2017年/論文「社会調査から見た部落問題の解決過程」
③著書(共著)『部落問題解決過程の研究』第3巻(現状・理論篇)、部落問題研究所、2014年/部落問題の解決過程と社会調査
④著書(共著)『大阪府「旧同和地区」実態調査と人権意識調査について』部落問題研究所、2007年
⑤著書(編著)『講座21世紀の社会福祉 第4巻 転換期の社会福祉事業と経営』かもがわ出版、2002年
⑥著書(編著)『形成期の痴呆老人ケア』北大路書房1999年(植田章、高橋幸男他11名と共著)
梅田 修(うめだ おさむ)(教育研究会)
所属等
滋賀大学名誉教授/部落問題研究所理事(常務理事)
研究テーマ
同和教育・人権教育の研究
主要研究業績
①論文「『部落差別の実態に係る調査結果』の検証」(『部落問題研究』236輯、2021年2月)
②論文「人権教育をめぐる動向と道徳教育」(『部落問題研究』231輯、2020年2月)
③論文「住民の自立と地域の教育力―和歌山県の同和地区に即して―」(『部落問題研究』229輯、2019年6月)
④著書(共著)『部落問題解決過程の研究』第2巻(教育篇)、部落問題研究所、2011年/論文「戦後同和教育論の変遷」
⑤著書(単著)『人権教育の検証』部落問題研究所、2003年
⑥著書(共編著)『いま人権教育を問う』大月書店、1999年/分担執筆 「同和教育」から「人権教育」への転換
梅本 哲世(うめもと てつよ)
所属等
桃山学院大学名誉教授/部落問題研究所理事(理事長)
研究テーマ
①日本資本主義発達史 ②部落問題の歴史的研究(近現代)
主要研究業績
①論文「新自由主義時代の人権と民主主義」『部落問題研究』第237輯、2021年5月
②論文「部落問題解決過程の到達点と課題」『部落問題研究』第221輯、2017年5月
③著書(共著)『部落問題解決過程の研究』第3巻(現状・理論篇)、部落問題研究所、2014年/論文「「高度成長」期における住宅政策と同和対策事業」
④著書(共著)『寝屋川市史』第10巻(本文編)、寝屋川市、2008年
⑤著書(単著)『戦前日本資本主義と電力』八朔社、2000年
奥山 峰夫(おくやま みねお)(現状分析・理論研究会)
所属
憲法政治学研究会/部落問題研究所理事
研究テーマ
①「部落差別」の法規制
②人権擁護制度
③「部落差別」と裁判
④戦後の同和行政
主要研究業績
①著書(共著)『部落問題の解決に逆行する「部落差別解消推進法」』部落問題研究所、2020年/分担執筆 「部落差別解消推進法」の部落問題認識―「結婚差別」を考える―
②著書(共著)『ここまできた部落問題の解決』部落問題研究所、2017年/分担執筆 部落問題解決の到達点と「部落差別解消推進法」の問題点
③論文「部落問題解決理論の到達点と課題―現状・同和行政の立場から―」(『部落問題研究』221輯、2017年5月)
④論文「「部落名簿」問題を考える―「部落地名総鑑」から「復刻・全国部落名簿」まで」(『部落問題研究』221輯、2017年5月)
⑤著書(単著)『部落差別撤廃論をめぐる批判的研究』部落問題研究所、1998年
川辺 勉(かわべ つとむ)(教育研究会)
所属等
帝塚山学院大学人間科学部基盤教育機構教授・教職実践研究センター長/部落問題研究所理事
研究テーマ
①教育福祉(子どもの貧困、子ども虐待)
②人権教育論(教育実践・教育政策) ③同和教育の史的研究
主要研究業績
①論文「生徒指導的視野から生徒支援的視野への転換」(『帝塚山学院大学教職実践研究センター年報』6号』、2021年)
②論文「地方自治体におけるコロナ対策の動向と問題点-新型コロナウイルス感染症に関する条例制定をめぐって-」(『人権と部落問題』949号、2021年7月)
③論文「人権が問われながら麻痺していく人権の感覚」(『部落問題研究』 236輯、2021年2月)
④論文「人権教育政策論における人権意識・人権感覚の考察」(『部落問題研究』 220輯、2017年3月)
⑤論文「地方自治体における人権教育政策の動向」(『部落問題研究』 204輯、2013年3月)
⑥著書(共著)『部落問題解決過程の研究』第2巻(教育篇)、部落問題研究所、2011年/論文「同和対策事業と住民の自立」
竹永 三男(たけなが みつお)(歴史研究会)
所属等
島根大学法文学部山陰研究センター/部落問題研究所理事
研究テーマ
①奈良県の地域構造の変容と部落問題の研究
②「行き倒れ」の歴史的研究
③地方長官会議の研究
主要研究業績
①論文「第一次世界大戦期の奈良県における大字=区と部落改善運動─奈良県旧南葛城郡大正村大字西松本と西松本矯正会─」(『部落問題研究』240輯、2022年3月)
②論文「戦前・戦時体制下の東京における「行き倒れ」の実態─「行旅病人」「木賃宿」「浮浪者」に関する調査の検討─」(『部落問題研究』235輯、2020年12月)
③論文「日露戦後の行旅病人と家族・労働・地域社会─福島県内で行き倒れた二五〇人余の声から」(『日本史研究』607号、2013年)
④論文「近代 昭和天皇と地方長官会議─「下問」と「地方事情奏上」の分析」(『ヒストリア』198号、2006年)
⑤著書(単著)『近代日本の地域社会と部落問題』部落問題研究所、1998年
丹波 史紀(たんば ふみのり)(現状分析・理論研究会)
所属等
立命館大学産業社会学部/部落問題研究所監事
研究テーマ
主要研究業績
①著書(共編著)『たのしく学ぶ社会福祉』ミネルヴァ書房、2021年
②論文「原子力災害における復興政策と被災者の生活再建」(『協同組合研究』108号、2021年6月)
③論文「日本国憲法における生存権概念の規定と森戸辰男の役割」(『部落問題研究』237輯、2021年5月)
④論文「避難者・帰還者の生活実態―「生活の質」の維持・回復に向けて」(『学術の動向』300号、2021年3月)
⑤著書(共編著)『ふくしま原発災害からの複線型復興』ミネルヴァ書房、2019年
塚田 孝(つかだ たかし)(歴史研究会)
所属等
大阪市立大学名誉教授
研究テーマ
日本近世史
主要研究業績
①著書(単著)『日本近世の都市・社会・身分―身分的周縁をめぐって』花伝社、2019年
②著書(単著)『大坂 民衆の近世史』筑摩書房(ちくま新書)、2017年
③著書(単著)『大坂の非人』筑摩書房(ちくま新書)、2013年
④著書(単著)『近世身分社会の捉え方』部落問題研究所、2010年
⑤著書(単著)『近世大坂の非人と身分的周縁』部落問題研究所、2007年
西尾 泰広(にしお やすひろ)(歴史研究会)(現状分析・理論研究会)
所属等
部落問題研究所理事
研究テーマ
日本近現代史
主要研究業績
①論文「全国水平社創立とは何だったのか―その歴史的意義―」(『人権と部落問題』957号、2022年3月)
②著書(共著)『戦後社会運動史論③』(広川禎秀ほか編)大月書店、2018年/論文「一九六〇年代原発設置計画地域における対抗―三重県「芦浜原発」問題をめぐって」
③著書(共著)『部落問題解決過程の研究』第1巻、部落問題研究所、2010年/論文「部落解放全国委員会の運動」
④著書(共著)『近代大阪の地域と社会変動』(広川禎秀編)部落問題研究所、2009年/論文「戦間期における未解放部落の社会構造と地域支配構造 ―一九二〇~三〇年代の南王子村」
⑤著書(共著)『身分的周縁と近世社会4 都市の周縁に生きる』(塚田孝編)吉川弘文館、2006年/論文「かわた村 ―和泉国南王子村の一九世紀―」
秦 重雄(はた しげお)(文芸研究会)
所属等
大阪府立桜塚高等学校
研究テーマ
部落問題文芸
主要研究業績
①論文「水平運動展開期の文芸作品とその書誌情報」(『部落問題研究』239輯、2022年2月)
②著書(共著)『講座 近現代日本の部落問題』第2巻『戦時・戦後の部落問題』(朝治武ほか編)、解放出版社、2022年3月/論文「近代の文芸と部落問題」
③論文「「路地」の生みの親・中上健次の「部落観」を問う」(『部落問題研究』229輯、2019年6月)
④論文「上原善広の「路地」の迷路」(『部落問題研究』225輯、2018年5月)
⑤著書(共著)『部落問題解決過程の研究』第2巻(思想文化篇)、部落問題研究所、2011年/論文「戦後部落問題文芸と研究の到達点」
⑥著書(単著)『挑発ある文学史』かもがわ出版、2011年10月
広川 禎秀(ひろかわ ただひで)(歴史研究会)
所属等
部落問題研究所理事
研究テーマ
部落問題解決過程の研究
主要業績
①論文「部落問題の解決過程と部落問題研究の発展について―鈴木良・佐々木隆爾の研究を中心に―」(『部落問題研究』240輯、2022年3月)
②著書(共編著)『戦後社会運動史論③』大月書店、2018年/論文「戦後日本の社会運動と新しい市民運動成立の意義―その方法的探究と課題―」
③論文「部落問題研究の新段階」(『部落問題研究』200輯、2012年4月)
④著書(共編著)『戦後社会運動史論②』大月書店、2012年/論文「高度成長期の社会運動史の方法と課題」
⑤著書(共著)『部落問題解決過程の研究』第1巻、部落問題研究所、2010年/論文「部落問題解決理論の史的考察―北原泰作を中心として―」
藤本 清二郎(ふじもと せいじろう)(歴史研究会)
所属等
和歌山大学名誉教授/部落問題研究所監事
研究テーマ
日本近世史(身分社会論、移動層社会論、景観文化論、紀州・泉州地域史)
主要研究業績
①著書(共編著)『「行倒れ」の歴史的研究―移動する弱者とその救済』部落問題研究所(竹永三男と共編)、2022年
②著書(単著)『和歌の浦・玉津島の歴史―その景観・文化と政治―』和泉書院、2019年
③著書(単著)『紀州藩主 徳川吉宗』吉川弘文館、2016年
④著書(単著)『城下町世界の生活史―没落と再生の視点から―』清文堂出版、2014年
⑤著書(単著)『近世身分社会の仲間構造』部落問題研究所、2011年
町田 哲(まちだ てつ)(歴史研究会)
所属等
鳴門教育大学大学院学校教育研究科
研究テーマ
日本近世史(近世山里の社会構造、近世の四国遍路と社会等)
主要研究業績
①論文「近世の行き倒れへの着目と課題―四国遍路研究の立場から―」(『部落問題研究』233輯、2020年5月)
②論文「近世後期の焼畑と村落構造」(『歴史評論』825号、2019年3月)
③論文「遍路をめぐる三つの肖像―近世後期の四国遍路からみた民衆世界―」(『部落問題研究』226,2018年8月)
④論文「近世後期阿波における『他国無切手・胡乱者』統制と四国遍路―打廻り・番非人・御救小屋―」(『部落問題研究』193輯、2010年6月)
⑤著書(単著)『近世和泉の地域社会構造』山川出版社、2004年
本井 優太郎(もとい ゆうたろう)(歴史研究会)
所属等
日本史研究会
研究テーマ
日本近現代史(戦時・戦後の地方行政と社会運動)
主要研究業績
①論文・史料紹介「北原泰作文書にみる地域の部落解放運動」(『部落問題研究』240輯、2022年3月)
②論文「戦時体制から戦災復興へ―明石市における戦災復興事業の発足をめぐって―」(『明石の歴史』3号、2020年3月)
③論文「一九五〇年代における市町村合併の展開―兵庫県明石市とその周辺自治体を事例に―」(『ヒストリア』259号、2016年12月)
④論文「戦後地域社会における基地問題の生成と展開―伊丹航空基地とその周辺自治体を事例に―」(『待兼山論叢 史学篇』49号、2015年12月)
⑤著書(共著)『アニメで読む世界史2』山川出版社、2015年/論文「平成狸合戦ぽんぽこ―高度成長期のニュータウン開発」
⑥論文「戦後地域社会における教育実践と生活改善―島根県大原郡日登村を事例に―」(『日本史研究』587号、2011年7月)
森下 徹(もりした とおる)(歴史研究会)
所属
大阪歴史科学協議会
研究テーマ
日本近現代史、社会運動史
主要研究業績
①論文「地域における「戦後民主主義」の成長と社会運動」(『部落問題研究』231輯、2020年2月
②論文「大教組文書の整理と活用」(『部落問題研究』216輯、2016年4月
③著書(共著)『部落問題解決過程の研究』第1巻、部落問題研究所、2010年/論文「勤評闘争から安保闘争へ」
④著書(共著)『近代大阪の地域と社会変動』(広川禎秀編)部落問題研究所、2009年/論文「戦後泉北における教員組合運動と地域社会」
⑤論文「大阪府泉北地域における勤評闘争の展開」(『部落問題研究』187輯、2009年2月)