2020年10月24~25日
会場 同志社女子大学

全体会 テーマ:コロナ危機が問う日本社会の人権と民主主義

報告 梅本 哲世(桃山学院大学名誉教授): 新自由主義時代の人権と民主主義
                  ―部落問題解決過程とかかわらせて―
報告 石倉 康次(総合社会福祉研究所): コロナ禍による社会福祉の危機と課題

歴史1分科会〈テーマ・ 近世の医療・解剖とその担い手の諸問題〉〉

海原  亮(住友史料館): 近世の医学・医療と触穢観念

歴史2分科会(テーマ・ 近代の沖縄-「本土」関係の再検討
               ―沖縄出身者の移動と同郷結合の視点から)

櫻澤  誠(大阪教育大学): 近代における沖縄出身者の「本土」への移動と「相互扶助」
青柳 周一(滋賀大学): 近代沖縄の内地修学旅行―国家と戦争の視点から[

現状分析・理論分科会(テーマ・「部落」の実態と人権を考える)

高倉 弘士(総合社会福祉研究所): 部落差別の実態に係る調査結果報告書』
                                   (法務省人権擁護局)の検討
丹波 真理(愛知地域人権連合あま支部): 「部落」はいまどうなっているか
丹波 史紀(立命館大学): 日本国憲法制定過程における生存権規定の扱いについて

教育分科会(テーマ・「コロナ禍」が問う日本の教育の問題点)

杉浦 真理(立命館宇治中学校・高等学校):若者を市民に育てる―「公共」

山崎 洋介(ゆとりある教育を求め 全国の教育条件を調べる会:
        日本の教育条件改善の展望   ―少人数学級制と教職員定数増を中心に―
植田 健男(花園大学):「コロナ禍」のもとで改めて問われた教育課程づくりの今日的課題

思想・文化分科会(テーマ・ディストピアを乗り越える力を探る)

秦  重雄(大阪府立桜塚高校): 李龍徳著『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』
                                       (河出書房新社)を読む

報告書 紀報告書 紀要『部落問題研究』第237輯