2019年10月26~27日
会場同志社女子大学

全体会
報告 宮地 正人(東京大学名誉教授)
     21世紀の天皇制度を歴史学的に如何にとらえるのか?

歴史1分科会〈テーマ・ 行き倒れからみる近世社会〉

藤本清二郎(和歌山大学名誉教授):近世芸備地方の移動と行き倒れ
塚田 孝(大阪市立大学): 道頓堀周辺の非人行き倒れ
町田 哲(鳴門教育大学): コメント 行き倒れへの着目と課題 ―四国遍路研究の立場から―

歴史2分科会(テーマ・ 近代大阪における方面委員制度の成立と社会事業の展開)

飯田 直樹(大阪歴史博物館): 大阪府方面委員制度の歴史的性格
高岡 裕之(関西学院大学): 飯田報告へのコメント

現状分析・理論分科会(テーマ・地域における人権と部落問題を考える)

松本 聡子(ソーシャルワーカー): 地域で暮らし続けるということ
                         ―精神医療福祉臨床から考える―
河野 健男(同志社女子大学): 同志社大学人文科学研究所所蔵の部落問題資料について
鳥飼 慶陽(番町出合いの家牧師): 神戸時代の賀川豊彦と部落問題

教育分科会(テーマ・道徳教育と人権教育)

大八木賢治(子どもと教科書ネット21): 中学校道徳教科書と道徳教育
梅田  修(部落問題研究所): 人権教育をめぐる動向と道徳教育

思想・文化分科会(テーマ・細井和喜蔵作『奴隷』『工場』(岩波文庫)を読む
                   ―現代とのかかわりで労働を考える―)

秦  重雄(大阪府立桜塚高校): 『奴隷』『工場』を読む
松本  満(細井和喜蔵を顕彰する会): 岩波文庫発刊の経過とその反響

報告書 紀要『部落問題研究』第233輯]